脱毛症が原因で眉毛まで薄くなった方(もしくはなくなった方)がカツラを着けると、瞳だけが目立って不自然な印象を与えてしまいます。
そこで、眉毛を描き足すことをおすすめします。
・眉毛が薄い方は、眉頭→眉山→眉尻の順番に薄くなった部分を補う様に描いて下さい。
・眉毛がない方は、眉山→眉頭、もう1度眉山に戻って→眉尻という順番で描いて下さい。
ポイントは、一気に描かずに少しずつ描くということです。
メイクの講座を受けた時、「眉毛は1本1本生えているのだから、描く時も1本1本毛を描くつもりで!」と教わったことがあります。
それぐらいの気持ちで描くと自然な印象になるはずです。
眉毛を描くのに使用する物は、
1、自分の肌に近い色のパウダーファンデーション
2、目や髪の色に合ったパウダータイプのアイブロウ(眉墨)の薄茶色
3、目や髪の色に合ったパウダータイプのアイブロウ(眉墨)のコゲ茶色
4、目や髪の色に合ったペンシルタイプのアイブロウ(眉墨)の薄茶色
5、目や髪の色に合ったペンシルタイプのアイブロウ(眉墨)の茶色
6、目や髪の色に合ったペンシルタイプのアイブロウ(眉墨)のコゲ茶色
7、アイシャドー用の毛先の柔らかいブラシ
以上の7点です。
・まず、眉を描こうとする部分にファンデーションを塗ります。
・次に、色が薄い方のアイブロウパウダーをブラシに取り、眉山から眉頭にかけて描きます。
・それから、3本あるうちの1番薄い色のアイブロウペンシルで、先程の線に毛を1本ずつ描き加える感じでサッサッとなぞります。
・眉山から眉尻にかけても同じペンシルでサッサッと毛を描いていきます。(※塗りつぶさないのが自然に仕上げるコツです。)
・ここで、今描いた眉の上をファンデーションで叩き込みます。
・最初と同じく、薄い色のアイブロウパウダーで眉山から眉頭にかけて描き足します。
・その上を、中間色のアイブロウペンシルでサッサッと毛を描く様になぞっていきます。
・眉山から眉尻にかけても同じペンシルでサッサッと毛を描いていきます。
・先程同様、ファンデーションで眉の上を叩きます。
・濃い色のアイブロウパウダーで、眉山から眉頭にかけて眉の中央を軽くなぞる感じで描き足します。
・仕上げに、濃い色のアイブロウペンシルで眉山→眉頭、眉山→眉尻の順番で毛を描く様に眉の中央に毛を描き足して完成!!
コツをつかめば手早く描けるようになるでしょうが、眉を描くのは難しく、かなりの練習と研究が必要だと思われます。
ドラッグストアなどに眉用のテンプレートというものが売っています。
そのまま使うとベタっとして不自然な眉が出来上がってしまうのでおすすめしませんが、理想の眉型の参考として(印をつける程度に)利用してみるのもいいかもしれません。

